学校ニュース

佐野市立吉澤記念美術館との鑑賞授業

 運動部は総体で頑張っている中、美術部は佐野市立吉澤記念美術館の末武さとみ学芸員をお迎えして、鑑賞の授業を行いました。

 「とちぎデジタルミュージアム“SHUGYOKU”(珠玉)」は、栃木県の各地域・分野を代表する文化・自然資源をデジタルデータで保存しているものです。その中から、県内の各美術館や博物館のよりすぐりを栃木県版のアートカードという、鑑賞ツールを作っているところです。今回は、その試作品を使っての活用方法を検討するために、佐野市立吉澤記念美術館と協力して「かるた」つくりを通して鑑賞の学習をしました。

ロイロノートのくまでチャートというシンキングツールを使い、アートカードの鑑賞をして気づいたことを書き出していきます。それを3ヒントクイズのように並べ替えをすることで、かるたの読み札を作ります。

出てきた言葉をコピーして読み札のところに貼り付けたり、

出てきた言葉を読み札にそのまま移動して、言葉を繋いでいきます。誰かが「575になるようにしたいな。」と呟くと、周りの生徒達もそれを意識した読み札になるように、出てきた単語を少し変えたりして素晴らしい読み札を作っていました。

最後に末武学芸員から、絵と読み札の解説をしていただきました。そうだったの!?という絵と絵のつながりなどを知ることができ、もっとお話を聞きたいくらいでした。

かるたとりをして遊ぶところまでできたら良かったのですが、時間が足りず残念でした。「もっとかるたを作りたい!」と言いながら、教室をあとにする生徒もいました。部活などの時間を使って少しずつ読み札を作って、かるたとりをしてみんなで楽しみたいと思います。